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■2007/11/12(月) 83 生きる力は現状・変化の把握学習から
 先日、これからの日本の幼稚園から高校までの公教育の方向と内容等を審議した文部科学省の中央教育審議会のまとめが発表されました。そのまとめによると、教育の目的は子ども達の「生きる力」を育むためとなっています。しかし、この公教育の目的である「生きる力」がどのような学力や能力なのか?文部科学省と社会、つまり国民との間に充分な共通理解がなかったと指摘しています。このような充分な共通理解が簡単にできるとは思えませんが、とにかく最も原点である教育の目的がよくわからないまま公教育が行われているわけです。人それぞれでこの「生きる力」、言いかえれば「社会で生き抜いていく力」の定義は違うと思います。ただ、ひとつ言えることは、社会を生き抜いていく為に必要な要素で最初に考えるべきことは、今どんな社会なのか?つまり、社会の現状や変化を正確にとらえることです。常に社会は変化しますから、社会が今どうなっているのか? どのように変化したのか?がよくわからないままで、その社会を上手に生き抜くことは困難です。例えば、低年齢にまで携帯電話が急速に普及した今の日本の現状や変化をよく知らなければ、その対応・対策が適確にとれないのと同じです。従って、携帯電話による事件やいじめが頻繁に起こったり、その対応に苦慮しているのは私たち大人がその現状や事実の正確な把握に甘さがあるからです。従って、この文部科学省の言う「生きる力」も、社会の現状・変化を正確に把握する力を子ども達が持っているということが前提の力とも言えます。しかし、残念ながら常に刻々と変化していく今の社会をタイムリーに把握し、まとめて自分の見解にできる学習がどれほど公教育で充実しているかというとまだまだという感じです。まず、文部科学省が「生きる力」を育むというのなら、最初に子ども達がこの社会の現状や変化をまとめ、自分の見解にできるよう基本的な学習からスタートしなければ現実的な子ども達の「生きる力」には永久にならないと思います。この「生きる力」の学習の為には、学校全体に「国語」「社会」「理科(特に人間と生物と環境)」などを横断的に指導する総合的なプログラムと、保護者の方々に対するこの学習がいかに重要かという目的の説明及び理解等が必要不可欠だと考えます。

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