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■2008/03/03(月) 110 国語辞典と国際化
 私たち大人は、今まで何かわからないことばがあると、それを国語辞典で引き、意味を調べるということを小さい頃から普通に行い、又、子ども達にもそのように指導してきました。しかし、昭和、平成と時代が変わり、世の中が大きく変化すると、ことばの本質的な意味も変わることが増えてきました。又、世界の情報がすぐに得られる時代になって、日本で考えていたことと世界で考えている意味が大きく違うことにもよく気づかされるようになりました。例えば、「勉強」ということばを日本の古典的で代表的な国語辞典で引くと「学び習うこと」という受け身の意味しかなく、学び習って積極的に自分なりに考えることとはなっていません。又、二つ目の意味で、「学問や仕事にはげむこと」とあります。では、「学問」とは何かを引いてみると「勉強して知識を身につけること」と出ています。つまり、学問は知識を覚えることという意味です。しかしながら、2006年の世界の学力調査や、昨年の日本の小学生、中学生に行った全国学力調査でわかったことは、日本の子ども達が知識はあっても知識を活用する力、生活に活かす力が弱いという結果でした。今まで「勉強」というものを、さきほどの国語辞典で引いた意味の「知識を得る、身につける」ということだと勘違いをさせられていたことが大きく影響しているのではと思います。いつも私は子ども達に、勉強について「国語辞典には半分の意味しか書いていないから、もう半分は知識を使って自分なりに積極的に考えるということが勉強の全体の意味だ」さらに、「それが世界の多くの学問の常識なんだよ」と真実を指導しています。私たちは最近の報道で本当の「勉強」とは、知識を覚えた後、その知識を日々の生活や仕事にどのように活かしたら良いかということが世界の常識だということを、ここ5、6年で気づきはじめています。つまり、私たちの考える基準を日本の国語辞典に頼りすぎると、今後、日本の子ども達は、世界の同年齢の子ども達と考え方がずれていく危険性があるのではないでしょうか?特に、成人までの人間形成において重要なことば、例えば、コミュニケーション、学習、勉強、学力、国際化、情報化、活用力、面接、優先順位、知恵、対話、変化、定義、対応、個性、多様性、成長、需要と供給、ビジネス、競争と工夫などの国語辞典に詳しく説明がないことばについては、親がしっかりと本質をとらえて年令に応じて子どもに指導すべきだと思います。

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