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	■2008/05/16(金)　��129　「しつけ」とは何か？ 　４月２７日の読売新聞に「家族観」についての世論調査の結果が出ています。「現在の日本の家族はどうなっている？」というテーマで、その中の質問のひとつに「子どものしつけをきちんとできなくなっていると思うか？」というものがありました。この質問に対しての解答は６２．３％が「そう思う」、２５．５％が「どちらかといえばそう思う」ということで、８８％近くの親がきちんとしつけができているとは思っていないという結果が出ていました。この数字を見て、私は素直に予想外に多いなという感じを持つ一方、この質問の「しつけ」というのは何を意味しているのだろう？という疑問を持ったのです。まず、私は、このしつけの意味は常識的なあいさつや、靴をそろえるなどの、日常生活で当たり前にすべきことをさしているのだろうと予想しました。しかし、本来「しつけ」とは、それ以上にひとりの人間が状況に応じてどのように考え判断し生きていくのかという物の考え方・価値観までを含むものではないでしょうか？むしろ、私はどのように考えながら生きるかという全体の考え方の一部に、あいさつや靴をそろえるなどの部分が含まれているにすぎないと考えています。最も重要なことは、部分だけではなく、全体をしっかりととらえることです。私は、適切な方向性やバランスのとれた物の考え方・価値観などを子どもが成人になるまでにしっかりと指導することが本当の「しつけ」の全体だと考えています。よく、スポーツの世界でもしつけができていない為に、乱暴な態度や言動が目にあまる選手をみかけますが、それは、むしろ親が子どもに世の中の生き方，考え方をしっかりと指導していないあらわれだと感じます。一方、反対に「しつけ」のできているスポーツ選手は、礼儀正しくしっかりとした受け答えが出来ていて深く感心することが多いものです。このような意味で、親の物の考え方・価値観などが子どもの「しつけ」そのものに深く反映するのだと改めて再認識した上で、未来ある子ども達を育てていくことが重要なのではないかと考えています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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