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	■2008/09/19(金)　��162　日々の「蓄積」の偉大さと恐ろしさ 　先日、大リーグマリナーズのイチロー選手が、８年連続２００本安打を達成しました。本当に素晴らしい記録で、イチロー選手のものの考え方による１日１日の蓄積の成果なのだと改めてその努力に頭が下がる思いです。現状に満足せず、常に上をめざして努力を続けるというその姿勢は、日本の子ども達にも大きな勇気と夢を与えてくれているに違いないと感じています。これは、ひとえにイチロー選手のものの考え方からくる行動によるもので、ひとつの物事をどのようにとらえ考えるかは非常に重要なポイントです。今回の素晴らしい結果はイチロー選手のもっているプラス思考が大きく関与しているのだろうと想像します。イチロー選手の素晴らしい日々による努力蓄積の一方で、ものの考え方がおかしいとその蓄積したものは計り知れない汚点を生むという例が毎日のように起こっています。農林水産省と業者の無責任と、自分たちの保身、国民無視により、多くの国民に不安や損害を与えている今回の汚染米事件は、国と業者のゆ着構造による国民への裏切りともいえます。この事件で今日、農林水産省の白須事務次官と太田農水大臣の両名が辞任する意向を示しましたが、辞任するだけで本質的なこの事件の解決になるわけではありません。この事件は、最近起こったことではなく、かなり以前からの蓄積で起きていることのように見えます。さらに、厚生労働省管轄の社会保険庁に到っては、個人ひとりひとりの年金記録「標準報酬月額」を勝手に改ざんし、社保庁職員が自らの成績をあげ自分の出世の為に偽装していたのではないかという疑惑が発覚しています。舛添厚労大臣も、この改ざんについては「社会保険庁の組織的な関与があったと推定する。極めてクロに近い」と述べ、元社会保険庁職員によりこれらの改ざんの実体も報道されている状況です。この報道によれば、不正は以前からずっと続いてきたとの事で、これも長年蓄積してきた汚点のひとつのようです。次々と明らかになるこれらの以前からの不正問題は、始めは大きな問題にならないと思っていることが蓄積していくととんでもない結果を招くという一例です。「蓄積」という考え方は、本当に生きる上で大切なことですが、スタートする時のものの考え方が正しくなければこのような大変な事件になるのだということを改めて考えさせられます。最近、日本は過去の悪い蓄積により、おかしなニュースが多いですが、一方、イチロー選手のように、素晴らしい「蓄積」をしている人物がいることも子ども達に教えると同時に、正しい蓄積の考え方が人生を生きる上で大変重要であることをぜひ伝えていくべきではないでしょうか？		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(2) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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