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■2009/07/06(月) 232 いじめ調査から考えること
 国立教育研究所が首都圏調査で小中学生のいじめについて発表をしました。それによると、8割を超す子どもが被害・加害を共に経験しているとのことです。研究所によると「被害者は常に入れ替わっている。いじめっ子、いじめられっ子は特定の子という考え方を改めてほしい」と訴えています。又、この結果をもとに作成した教員用研修資料を全ての小中高校に配布するということです。税金を使って資料を作り配布することも必要かもわかりませんが、まず学校の先生方自身が、なぜいじめが起こるのか?という根本的な原因を考えることが重要ではないでしょうか?先生方が国からのマニュアルを見て対応するというような受け身の考え方だけではいじめがなくなるとは到底思えません。もっと本質的な原因が潜んでいると思います。そもそも、教師というべきところを教員用資料としているところにも意識の低さを感じます。教師は文字通り「教える師匠」の役割であり、教員は「教える一員」です。一員の響きには代わりのメンバーでも役割が果たせそうですが、師匠は簡単に代わることのできない貴重な存在です。教員が教師と呼ばれないこと自体が大きな問題であり、師匠になる為にどのように自分を高めたら良いかがわからないのであれば本当に質の高い教育ができるかは疑問です。それにしても、いつまでも教員と呼ばれて違和感を感じないのはなぜでしょうか?又、いじめのたびに開かれる校長先生の記者会見を見ていても本当に真剣に考えているのかよくわからないことが多いように感じます。とにかく、いじめというものを経験している子ども達が8割をこえるとはとても正常とはいえません。そこには、ある集団の中で自分を守る為に他人を攻撃せざるを得ないという集団心理の考え方が見え隠れします。このようないびつな状況から抜け出すには小学生からひとりひとりの人間をお互いに尊重する学びからはじめる必要があると考えています。つまり、ひとりひとりの違いをどれだけ寛容に受け入れられるか、理解できるかが小学校において大切な教育だということです。従って、ひとりひとりの違いを認め合う具体的な学習、例えば「個性の重要性」というようなテーマでひとりひとりの考えや意見を充分に出し合い理解し合う対話や議論などの授業を小学生から高校生まで一貫して行うことが本質的にいじめをなくすことにつながるだろうと考えます。

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