TOP


NEW!  オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。
■2009/07/24(金) 237 教育は共育?
 先日、テレビで東京武蔵野市の聖徳学園小学校を特集した番組がありました。この小学校は、独自の授業で子ども達の学力を伸ばすということで、学校の工夫がさまざまに見られました。
 又、校長のインタビューの中で「宿題は出さない。なぜなら、どうしても受け身の体質になってしまうから」という発言がありました。なかなか勇気のある発言です。この、宿題を出さないということが本質的に何を意味しているかということが重要だと思います。つまり、宿題を出されなくても自主的に学習する意欲や力があるということです。言われたからいやいやするのとは全く意味が違います。
 なぜ、彼らは自主的に学習できるのか?それは、自分の興味あることは徹底的に追求しても良いという校風があるからです。子どもは例え小学生でも、自分で納得したことについては相当の集中力を持って学習することができるのです。むしろ、そのような潜在能力を持っているにも関わらず、伸ばしきれていないこと自体が問題だといえるでしょう。まだ小学生だからわからないだろうと思い込むのは子ども達の能力を結果的に伸ばしていないことにもなります。従って、聖徳学園が行っていることは、他のかなりの子ども達への教育実践にもあてはまると考えるべきでしょう。
 それには、教師の力量が問われます。又、教師の努力も問われます。この番組の中で、聖徳学園の教師の一人は「子どものほうが物事をよく知っている場合も多く、子ども達から教えられることも多い」と話していました。そもそも、先生は万能で全てを知っていると思い込むことが問題で、子ども達のほうが優れている点も多いということをはっきりと認識されていました。「子ども達から学ぶことも多い」とさらっと言われる聖徳学園の先生は、子ども達を一人の人格として見ているのだなと感じます。往々にして、先生は教える人、生徒は教えられる人と分類しがちですが、この学校の「子どもから教わることも多いし助けられる」と先生が当たり前のように考えている点は、やはり“教育は共育”ではないかと感じたところです。

2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

過去の日記
2024年04月(1)
2024年03月(2)
2024年02月(1)
全て表示

日記内を検索


オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。


 
 
   

 (C) PLUS A ALL Rights Reserved. 本サイトは、(有)プラス・エーによって管理・運営されています。
  掲載されている画像・文章等、全ての無断転記・引用を禁止します。
  このサイトに関する、質問・お問い合せはメールでお願いします。

オンリーワンプロジェクト
のご紹介
オンリーワンプロジェクト
の活動から

オンリーワンプロジェクト
講演・取材等の依頼

新時代の教育提案と共育
これから必要な学力とは?
オンリーワンメソッドの誕生
めざす力&自立一貫教育
目標と学習システム
学習コースのご紹介
ジュニアコース
ファミリーコース
ビジネスコース
 
キャリア教育研究所の概要
「人材3力」とは?
オンリーワンの業務実績
スクールネットワーク
オンリーワンスクール
公認教室一覧
各スクールの声
鳥取事業本部・
島根リエゾンのご案内
岡山・四国事業部のご案内
広島事業部のご案内
関東事業部
東京オフィスのご案内
関東事業部
神奈川オフィスのご案内
東海事業部
愛知・岐阜・静岡オフィスのご案内
近畿事業部
大阪オフィスのご案内
近畿事業部
兵庫オフィスのご案内
近畿事業部
京都・奈良オフィスのご案内
近畿事業部
和歌山オフィスのご案内
九州事業部
大分オフィスのご案内
九州事業部
福岡オフィスのご案内
九州事業部 鹿児島オフィス
・沖縄リエゾンのご案内
イベント情報