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■2009/08/28(金) 246 全国学力テストと税金のムダ使い?
 27日、文部科学省は、第3回全国学力テストの結果を公表しました。これは、小学6年、中学3年の計約222万人が今年の4月に行ったテストについての結果です。このテストの上位グループは昨年同様、秋田、福井、富山の3県がベスト3に入りました。重要なことは、この順位が上位か下位かということよりも、何の為に学力テストをしたのかという目的です。本来の目的は、今回のような順位を決める為ではなく、学力向上の為のものです。
 さかのぼって考えると、2000年に第1回国際学力調査PISAが行われ、2003年に第2回、2006年に第3回と、3年ごとのPISAの結果で、日本の高校生は知識はあるが知識を活用する力が弱いという分析が出ました。そこで、どうすれば考える力や活用力を高めることができるかという問題が浮上し、まず、何より実態の把握が必要だということで、2007年に今回の第1回全国学力テストがスタートしたのです。2007年の第1回から、今年の第3回までに実態はわかったはずです。ところが、新聞報道などによると、教師インタビューなどで「学力テストを分析する余裕はなく、テストはやらせっぱなし」という意見や、「生徒の学力は現場の私たちが日々の指導で把握している」つまり、あえて学力テストをする必要がないと言っているなど、PISAの学力テストで活用力が低いから改善する為に全国学力テストを3回行ったにも関わらず、この、目的とかけはなれたちぐはぐな意見が教育現場から出ているのです。文部科学省が約70億の税金をかけてしているわりに、現場の教師側にはその目的や意図が十分に伝わっていないというのはどういうことでしょうか?むしろ、はじめから国に対して反発をしている?ようにも思えます。
 一方、国側も税金を使う時には正当な大義名分を主張し実施するわりに、最終的な成果や結論に結びついていない現状は、いかにもお役所仕事で、真剣に国民の税金を使っているようには思えません。特に、最近言われている税金の何がムダに使われているのか?という点に注意してみると、2007年から2009年の3回分の学力テストにどのような意味があったのか?本当にそれだけの多額の税金を使う価値があったのか?など、疑問が残ります。
 このような点に国民が目を光らせることが重要ですが、こんなところに労力と神経を使い疑わなければならない日本の政治、官僚、教育現場への不信感を覚え、改めて骨の折れる状況だなと感じてしまいます。今後、こんなことに国民が労力を使わなくてもすむ政治、官僚、教育現場に一日でも早くなるように期待したいものです。

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