TOP


NEW!  オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。
■2010/01/04(月) 277 「個人の自立」と「考える力」を育てる教育
 2010年が明けました。昨年の政権交代から4ヵ月が経ち、いよいよ本格的にその力が試される年となります。その民主党連立政権の鍵を握る人物に、小沢一郎氏がいます。その小沢一郎氏の考えが一冊の本になって出たのは、1993年でした。本のタイトルは「日本改造計画」で、小沢氏の尊敬する田中角栄氏の「日本列島改造論」のタイトルのイメージと重なるものがありました。その「日本改造計画」のまえがきを改めて読み直したところ、そこには次のような記述があります。「個人の自立がなければ、真に自由な民主主義社会は生まれない。国家として自立することもできないのである。真に自由で民主的な社会を形成し、国家として自立するには、個人の自立をはからなければいけない。その意味では、国民の“意識改革”こそが現在の日本にとって最も重要な課題といえる。」1993年から18年経った今、その国民の“意識改革”は、どこまで進んだのでしょうか?確かに、昨年の政権交代で少し国民の意識が変化したようにも感じます。ひとりひとりが自立というものをどのようにとらえているのか?又、教育の目的は、自立した人格を形成することだと認識しているのか?など、まだまだ疑問に思うことが多いのも事実です。そもそも、自立というものが何なのか?その為にどのような学校教育や家庭教育が具体的に行われてきたのか?など、いまだに自立についてあいまいな点は多く、対策も不十分に思えます。このテーマについて考える時、ひとつには、自立には自分で考え判断する力が必要だということです。政治が変わらないから国民生活もよくならないのは確かにそうですが、ひとりひとりがしっかりとものごとを考え、自分らしく判断できるようになっているかどうかと考えると少し心もとない感じがします。とにかく、ひとりひとりの考える力、判断する力をどのように高めるかが自立につながるわけですから、その力を高める教育をしようと試みたのがこれまでの「ゆとり教育」の趣旨だったわけです。この本来の目的や趣旨が国民に衆知徹底されないままうまくいかなかったということで、多くの学校が昭和時代の詰め込み教育の方向へ逆戻りするのは、将来ある子ども達にとって大変残念な状況だといえます。なぜなら、現代は昭和ではなく新しい時代に入り、指示待ち族や暗記人間ではなく考える力のある人材を求めているからです。時代や社会に対応できない教育は近いうちに必ず限界がきます。小沢氏がいうように、個人の自立をはかる為に考える力を高める教育を粘り強く続けていく以外、私は本当の意味の日本の自立は生まれないだろうと考えています。この意味で、2010年以降も、オンリーワンスクールが少しでも子ども達の自立に役に立てるよう、考える力、判断する力などを育てる教育を推進したいと考えているところです。

2024年3月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

過去の日記
2024年03月(2)
2024年02月(1)
2024年01月(0)
全て表示

日記内を検索


オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。


 
 
   

 (C) PLUS A ALL Rights Reserved. 本サイトは、(有)プラス・エーによって管理・運営されています。
  掲載されている画像・文章等、全ての無断転記・引用を禁止します。
  このサイトに関する、質問・お問い合せはメールでお願いします。

オンリーワンプロジェクト
のご紹介
オンリーワンプロジェクト
の活動から

オンリーワンプロジェクト
講演・取材等の依頼

新時代の教育提案と共育
これから必要な学力とは?
オンリーワンメソッドの誕生
めざす力&自立一貫教育
目標と学習システム
学習コースのご紹介
ジュニアコース
ファミリーコース
ビジネスコース
 
キャリア教育研究所の概要
「人材3力」とは?
オンリーワンの業務実績
スクールネットワーク
オンリーワンスクール
公認教室一覧
各スクールの声
鳥取事業本部・
島根リエゾンのご案内
岡山・四国事業部のご案内
広島事業部のご案内
関東事業部
東京オフィスのご案内
関東事業部
神奈川オフィスのご案内
東海事業部
愛知・岐阜・静岡オフィスのご案内
近畿事業部
大阪オフィスのご案内
近畿事業部
兵庫オフィスのご案内
近畿事業部
京都・奈良オフィスのご案内
近畿事業部
和歌山オフィスのご案内
九州事業部
大分オフィスのご案内
九州事業部
福岡オフィスのご案内
九州事業部 鹿児島オフィス
・沖縄リエゾンのご案内
イベント情報