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	■2010/01/25(月)　��282　昨日の名護市長選の結果を見て 　アメリカ軍普天間飛行場の移設問題が争点となった沖縄県名護市長選挙は、昨日、投開票の結果、普天間市辺野古に移設する現行計画への反対を訴えた、新人の稲嶺氏が初当選しました。アメリカ側が早期実現をめざしてきた辺野古のキャンプシュワブ沿岸部への移設計画は、この選挙の結果により、極めて難しくなったと言わざるを得ません。１９９７年に行われた市民投票で移設反対派が過半数を獲得したのに、当時の市長が移設受け入れを表明し、その後、名護市は移設容認と反対派の両方に割れ、市民感情が悪化したこともあって、今回の市長選の結果は名護市民にとってより深い感慨があったのではと想像します。考えてみれば、アメリカ軍の基地の７５％が沖縄に集中していることや、この問題をここまで解決してこなかった過去の政府に対して、改めて沖縄の人々のこれまでの大変な苦労を察するところです。日米との関係と安全保障の為に、沖縄に犠牲を強いてきたともいえるこれまでの政府の対応について、私たち国民は自分事として真剣に考えなければいけない時期に入ってきたと思います。鳩山総理は、５月までに普天間の移設問題をゼロベースで考え直し結論を出すということですが、果たして日本全国の自治体に適切な受け入れ先が見つかるのかは全く検討がつかない状況になってきました。日本国全体の安全保障の問題を、一地方である沖縄に押しつけてきたことがいよいよ限界になった今、日本人が自分の身は自分で守る国をめざし、アメリカ軍に守ってもらうという考え方をいよいよ捨て去り自立する方向へ向かうのか？今まで通りアメリカに助けてもらう日本を続け、沖縄以外のどこかの県が今回の移設を受け入れるのか？いよいよ大きな分岐点に入りはじめたと感じています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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