NEW!　 オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。

	■2010/05/28(金)　��314　世界から姿消す日本人？と「ガラパゴス化」 　最近、日本人が内向き、内向的になっているという話をよく聞きます。日本は中国や韓国に比べて世界に関与する人間を育成できていない。あるいは育成していないと指摘されたり、世界で活躍しようという日本人が減ってきているなどの声も聞かれます。ベトナムを研究している早稲田大、坪井教授によると、「ベトナムでは現在、韓国の存在感が圧倒的に高まっている。韓国はベトナムを最重要市場と位置付け、官民一体で影響力強化のための施策をこれまで１０年間実行し、３つのテレビチャンネルで韓流ドラマ、ニュース、音楽などを２４時間放映している。」といいます。その結果、ベトナムの若者は、服装、化粧品などの生活文化を韓流を手本にするようになったとのことです。対する日本は、ベトナムの人々の心をつかむための情報収集もあまり積極的ではなく、韓国との差はひらくばかりとのこと。ケイタイのシェアは今や韓国が世界のトップで、原発の売り込みなどにも成功しているというニュースを聞くにつけ、最近ではこのような状況を「日本のガラパゴス化」と言うようにもなりました。世界がどんどん進化しているのに、日本は井の中の蛙を続けている間に進化が止まり、まるでガラパゴス諸島のようになっているという例えです。例えば、なぜケイタイで韓国がシェア世界一になったかというと、日本のケイタイのようにたくさんの機能をつけ、高い価格のケイタイは世界ではニーズがないという事実をつかんだ韓国が必要不可欠の機能だけに特化したケイタイを開発したところ、世界からの評価が高まり支持を得たという点があります。つまり、日本のケイタイは世界でどのように売るか？どのようにシェアを広げるか？という世界的見方・考え方が韓国と比べ弱かったということが大きな敗因となっています。ところで、いよいよ来月、サッカーワールドカップが開幕しますが、これに関連して前日本代表監督のイビチャ・オシム氏が次のように語っています。「日本選手はチャンスと見るや多くが前線に走り込んで数的優位を作る戦術的な意識に欠ける」と。つまり、日本人は自ら判断することを回避し、リスクを冒すことを回避し、責任を取ることを回避するという傾向が強いのではないか？と。特に、このように物事を回避するくせがついたのは、言われたことをすれば良いという受け身・マニュアル教育の影響が大であろうと私は考えています。これからも自分で考え判断し、責任を取れる日本人を育てる教育が実現しなければ、ますます内向き化が進み、世界の中で日本人の存在価値は極めて薄くなっていくと予想するのは私だけでしょうか？今後、「ガラパゴス化」と言われない為にも世界に学ぶ謙虚な姿勢が今、何より日本に重要だと私は思っています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。