TOP


NEW!  オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。
■2010/10/15(金) 347 チリ落盤事故から学ぶもの
 今回のチリ落盤事故での33人全員救出成功は、世界中に感動を与えました。と同時に、いろいろなことを考えさせられた事故でした。
 まず、多くの方がチリの位置や地形を知り、南北に4,000km以上の長さがあるということに驚き、人口は約1,600万人、公用語はスペイン語で一部英語も通じるなど、チリ自体を知ることにも役立ったのではないでしょうか?チリの歴史は、1970年に社会主義政権のアジェンデが当選しいっきに社会主義政策を進めようとしましたが、当時ソ連、キューバなどをはじめとして世界が社会主義化することを恐れたアメリカは、CIAなどを通じて民主化の方向へ向かわせ現在のチリの民主主義へとつながったようです。
 ところで、今回の事故で私が特に感じたのは、チリ人の家族の絆の深さと科学技術、そして何より優れたリーダーシップです。チリの国民性や価値観は大家族の利益が最も重要な要素となっています。集団の一員としての能力のほうが個人の専門的な知識よりも重視されビジネスにおいても血縁関係や友情が極めて大きな意味を持つといいます。問題解決にあたっても、まずそこに関わる人間と親密な関係を築くことが必須条件となるようです。
 このたびで言えば、33人の中でルイス・ウルスアさんという優れたリーダーがいて全員をまとめ、強い信頼のもとで日々の行動を指示していたとのこと。このチリの国民性に最も合った状況が生まれたことが何より救出成功の大きなカギとなったように思います。そうでなければ、まず8月5日に落盤事故が発生してから生存が確認される22日までの17日間の間、おそらく33人はパニックとなり、33人救出成功というようなことにはならなかったでしょう。
 生存が確認されるまでのはじめの17日間の統制の仕方をウルスアさんは次のように考えたようです。まず、深さ700mの事故ですから地上から救出作業がはじまるにはおそらく20日間ぐらいかかると予想したようです。そこで、そのことを32人に話し、その20日間をまず生き抜く為にルールを作り、ひとりひとりに仕事や役割を与え、残されている食料を20日間にわけて1日分の食料を決めその量をきっちりと守ることにしたということです。リーダーとしていかに初動が大切かというのがここでよくわかります。そして、ウルスアさんの予想通り、事故から17日目に地上が33人の生存に気づいたのです。ここまで予想通りに進行したのは、ウルスアさんの優れたリーダーシップと能力のおかげでしょう。
 そして、地上からの救出作戦がスタートしたわけですが、ピニェラ大統領のもと、その作戦はアメリカNASAや日本への特殊衣料支援、通信機器にも及び、どのように救出用トンネルを掘るかを3カ国に競わせ最も良いプランを採用するなど、その救出作戦は見事だと感じました。一部では大統領の売名行為だと批判もありますが、ここは素直に救出作戦を考えたそれぞれの役割・知恵を評価したいものです。
 とにもかくにも、一番すごいのは、もちろんトンネルに残された33人の団結と忍耐でした。今後、PTSDなど33人の体調の心配もありますが、改めて人間の知恵のすごさに感心すると共に、大変学ぶことも多い事故だったと私は思います。

2019年9月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

過去の日記
2019年09月(0)
2019年08月(1)
2019年07月(0)
全て表示

日記内を検索


オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。


 
  (C) PLUS A ALL Rights Reserved. 本サイトは、(有)プラス・エーによって管理・運営されています。
  掲載されている画像・文章等、全ての無断転記・引用を禁止します。
  このサイトに関する、質問・お問い合せはメールでお願いします。

オンリーワンプロジェクト
のご紹介
オンリーワンプロジェクト
の活動から

オンリーワンプロジェクト
講演・取材等の依頼

新時代の教育提案と共育
これから必要な学力とは?
オンリーワンメソッドの誕生
めざす力&自立一貫教育
目標と学習システム
学習コースのご紹介
ジュニアコース
ファミリーコース
ビジネスコース
通信教育コースのご案内
キャリア教育研究所の概要
「人材3力」とは?
オンリーワンの業務実績
スクールネットワーク
オンリーワンスクール
公認教室一覧
各スクールの声
鳥取事業本部・
島根リエゾンのご案内
岡山・四国事業部のご案内
広島事業部のご案内
関東事業部
東京オフィスのご案内
関東事業部
神奈川オフィスのご案内
東海事業部
愛知・岐阜・静岡オフィスのご案内
近畿事業部
大阪オフィスのご案内
近畿事業部
兵庫オフィスのご案内
近畿事業部
京都・奈良オフィスのご案内
近畿事業部
和歌山オフィスのご案内
九州事業部
大分オフィスのご案内
九州事業部
福岡オフィスのご案内
九州事業部 鹿児島オフィス
・沖縄リエゾンのご案内
イベント情報