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■2010/11/05(金) 352 最近の外交問題で感じること
 尖閣列島の海域で中国漁船が海上保安庁の巡視艇に故意に衝突したと見られる映像が今日未明、ユーチューブで流出しメディアで報道されたことが大きな問題となっています。どこからどのように流出したかはまだ不明ですが、重要な情報がこのような形で流れることについて、政府には大きな衝撃が走っているものと思います。
 先日は、ロシアのメドベージェフ大統領が北方領土の国後島をロシアとして初めて訪問するなど、日本を取り巻く外交は大きなニュースが続いています。これら一連の出来事で感じるのは、「変化と危機管理」ということです。
 昨年9月、日本で民主党政権になってからアメリカとの関係で普天間基地の問題が二転三転し、「トラストミー」とオバマ大統領に言った前鳩山総理が結局解決できないまま辞任したことから、さらに日米関係が冷え込んでいったと見られます。日米関係の信頼が揺らげば日本への影響も少なからず出てくるわけで、最近少しアメリカが日本から距離を置き始めているように私は感じています。
 日本とアメリカの関係が以前より薄くなっているという変化をとらえた場合、危機管理の考え方も今まで以上に慎重に考えなければいけないわけですが、この変化に気づかなかったり軽視したりすれば当然危機に合う危険性も多くなります。つまり、日米関係が変化しているのに今まで通りの対応をしていることが、最近の外交のさまざまな危機や問題につながっているように私には見えます。今後、かつてのような日米関係でなくなっていけば、当然日本としてアメリカ依存から本質的な自立が問われ、アメリカ以外の外国も日本への対応が厳しくなるかもしれません。アメリカに依存できず自立せざるを得ない日本という目で見る各国に対して、本当に対等に対応できるのか?それだけの外交能力があるのか?まさに今、政府や外務省などが試されているような気がします。
 戦後、アメリカ米軍基地にはじまって、中国、ロシアとの領土問題がほとんど何も解決されないまま、何年、何十年も過ぎた日本が本当にこれから世界の中で存在価値を示せるのか?又、最近話題になっているTPP(環太平洋経済パートナーシップ協定)への参加を日本はどうするのか?TPPについては、来週からはじまるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)で表明すると見られていますが、最近の各国との外交関係や政府の混乱を考えると参加できるか大変心配です。
 国はもちろんですが、最近の急速な国際変化をとらえた時、「変化と危機管理」の時代においての日本人と外国人の付き合い方をひとりひとりの個人も考えるべき時を迎えているように私は感じています。

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