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■2012/04/06(金) 441 物事を考えるには、問題発見から!
 私たちが自発的に物事を考える場合、何か問題が起きてからそれについて考えはじめることが多いわけですが、逆に言えば、問題に気づかなければあまり考えないということにもなります。
 
 この、問題に気づくかどうかは、人それぞれの視野の範囲がポイントとなり、狭い範囲では身の回りから、広い範囲では日本国内はもちろん、世界中までの空間をさすことになります。当然、目の届かない場所で起きることはネットやメディアなどの二次情報を通じてしか知ることができませんから、これらの情報にほとんど関心を持たない人であれば今、何が起きているか?これから何が起きそうか?もわからない「精神的鎖国状態」となります。
 
 つまり、極端に言えばその人にとっての問題は身の回りのことだけにしぼられるのです。仮にそこまで極端ではないとしても、実際には身の回りで毎日何かが起きることは少ないので、自分にとっての問題はほとんどないという錯覚に陥りがちです。
このように、人間は何か問題を与えられたりトラブルがなければ一般的に自発的に考えることが少ないですから、本人が知らないうちに考える力は低下し続けるのです。
 
 つまり、人間は視野が狭くなればなるほど問題に気づかず、考える力は低下を続け悪化するというわけです。例えば、新聞を読まない、ニュースを見ない、他人と話さないなど、外界との接触に消極的な傾向が続くと徐々に、物事を考えない、考えることができない「脳の思考停止状態」へ退化していくと考えられます。
 
 従って、私たち人間は問題がたっぷりと与えられる学校時代と違い、自主性の問われる社会人に近づくほど広い視野で問題発見に努めなければ、考える力が低下するという重大な相関関係に気づく必要があります。「井の中の蛙、大海を知らず」、「木を見て森を見ず」、「お山の大将」など、視野の狭さに警鐘を鳴らす例えが多くあるように、考える力が低下すれば、自分なりの判断力、選ぶ力、活用し成果を上げる力も低下します。
 ここで言う、選ぶ力とは結果的に物事の「優先順位」を決める意味にもなります。仮に自分で責任を持って選べない、決断できない人々が増えているとすれば、知らず知らずのうちの視野の狭小化が一つの原因と考えられ、大変深刻です。このような状況が続けば人生への明るい展望も望めないでしょう。つまり、社会人になる人、なった人にとって、「考える力」とは問題発見から始まるのです。

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