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	■2013/12/06(金)　��519　就活の現実！「量より質」と「厳選採用」 　１２月１日、２０１５年春に卒業予定の大学生らの就職活動が解禁されました。報道では、景気回復の手応えから企業の採用意欲は高いものの、採用数がどれだけ増えるかは未知数とのこと。又、「量より質」を重視する大手企業の採用傾向は、以前として強いとあり、さらに、「厳選採用」が続くとの報道もあります。 　この「量より質」を重視するという意味は何なのでしょうか？又、「厳選採用」とはどんな採用なのでしょうか？まず、「量より質」の「量」については、今まで知識の量を多く持っている人物を採用してきたが、これからは「質」、つまり知識を活用してどんな成果が出せるか？という人物を重視するということでしょう。又、資格や免許の量、つまりたくさんの資格や免許を持っている人物を重視してきたが、これからは持っているだけではなく、その資格や免許を活かして何ができるか？という人物が求められるということでしょう。例えば、英語検定の資格を持っているが、その英語を使って実際のビジネスに活かし成果を出すことができるかどうか？が問われるということでしょう。 　さらに、「量」については、かつて労働時間の量、つまり残業も含めて長い労働時間と比例することが仕事をしている人物という評価がありましたが、これからは仕事の質が問われることから、労働時間もなるべく効率的に少なくして成果を出せるかどうかが問われるようになるということでしょう。現在、話題にのぼっている「ホワイトカラーエグゼンプション」も、この流れにそったものだと考えられます。 　このように、「量より質」という考え方は、表面的、数量的な面から、より本質的で成果重視の考え方だと理解できます。このように質の高い人物を重視して採用しようというのが今回の記事や報道の意味ではないかと私は考えています。又、かつての大量生産、大量消費の高度成長時代が終わり、少量多品種の生産と消費、つまり多くの種類を少しずつ生産し消費する時代に変化した現代には、少しでも質の高い顧客満足度の高い商品やサービスが求められる為、このような質重視という考え方が理解できる人物を採用しようとしているとも考えられます。 　言うまでもなく少量多品種には、大量生産時代と違って短いサイクルで新しいものを発想する力や、お客様が多くの種類から喜んで頂けるものを生み出す為の分析力やマーケティング力が必要となりますから、「発想力」や「分析力」の高い人物を採用しようとするのも当然です。このような人物を厳しく選んで採用しようとするのが「厳選採用」です。又、仮に募集定員が１００人で１，０００人応募があったとしても、企業は必ずしも上位から１００人を採用するわけではなく、その企業に必要で求める人材が５０人しかいなければ５０人しか採用しないという考え方も「厳選採用」という意味となります。 　このように、これからの就職は「量より質」・「厳選採用」などのキーワードや現実をよく理解した上で就活にのぞむことが何より大切になると思います。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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