NEW!　 オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。

	■2014/02/07(金)　��526　東大の推薦入試と副学長の“？”なコメント 　センター入試廃止の方向が打ち出される中、東京大学が２９日、２０１５年秋から実施する推薦入試の概要を発表しました。ペーパーテスト中心の入試からの脱却を掲げ面接を行なうほか、高校時代の活動実績（例えば部活動、ボランティア活動、生徒会活動など）を書類選考で評価するとのことです。 　その反面、大学入試センター試験で一定の成績をあげることも求めるとのこと。この一定の成績とは、今までのように一点刻みの成績を求めるのではなく、ある程度の成績というようなおおまかなニュアンスを意味しています。つまり、東大はこの推薦入試で一点を競う既存の入試からの脱却をはかると宣言したわけです。出願受け付けは、２０１５年１１月からで、各高校の推薦枠は男女各１人。提出書類で一次選考した上で、１２月に二次選考の面接などを行ない、２０１６年１月予定のセンター試験で、満点の約８割以上の得点があれば合格とするようです。 　これらの方法は、４年をメドとしたセンター入試廃止までのプロセスと考えれば納得できます。おそらく、センター入試が廃止される前に、推薦枠募集定員を大幅に増やし、高校２、３年で行なう基礎・発展テストの書類選考と面接・小論文中心の入試に東大も変わるということでしょう。つまり、センター入試廃止までの約４年の中で少しずつ新しい入試方法の実験段階に入り始めたのが、今回の東大の推薦入試だと推察できます。 　このような発表の中で、東大の佐藤副学長は次のように述べたようです。「正解が決まった問題を解く力に優れた受験秀才ではなく、自分の課題を明確に持ち、探究していける人材を高校で育ててほしい。そうした人材を受け入れて東大も変わっていきたい。」と・・・。このコメントを、みなさんはどのように理解されるでしょうか？これまで、東大では成績や偏差値の高い学生だけを募集し合否を決めていたはずですが、この副学長によると、「受験秀才ではない人物」も募集したいとのこと。ずいぶん、正反対の主張に変わったものだと思いますが、つまり、今後、東大は成績だけでなく、むしろ人間力のある学生を広く募集したいと考えているようです。 　このコメントの背景には、やはり国、政府、経済界などから「点数重視入試からの脱却」の指示や要望があるのでしょう。又、副学長のコメントは、高校側に目的意識や能力の高い優れた人材を育ててほしいと要望しているとも読めるわけで、人材づくりの最高教育機関と言われている東京大学が、高校の教育成果に期待しているの？という違和感を持ってしまうのは私だけでしょうか？とにかく、高校にも大学にも手を取り合って人材づくりをしてもらわなければならないわけで、まず点数重視の考え方や入試から脱却することが、これからの人材づくりのスタートであることは間違いなさそうです。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。