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■2014/03/14(金) 530 3年目の東日本大震災と原発
 今週の3月11日で、東日本大震災から3年が経ちました。思い返せば、この3年間は特に被災された方々には大変長く辛い期間だったろうと察します。いまだに26万人あまりの人々が避難生活をされていることで、いかに大きな震災だったかがわかります。特に、地震の揺れだけでなく原発の1、3、4号機の爆発事故の影響は3年経っても非常に深刻だと感じます。

 私たちはこの3年で何を学ぶことができたのでしょうか?又、その学びを今後にどう活かそうとしているのでしょうか?これから夏にかけて日本の各地の原発を再稼働させようとしている状況の中、再稼働の前にこの3年の総括をどのように考えているのか?そもそも、あの原発事故の原因が地震によるものなのか、津波のせいなのかはいまだにはっきりしません。

 又、使用済み核燃料の廃棄場所の未定など、3年経ってもあまり進展がみられないどころか、福島第一原発における深まる汚染水問題、復興再開発地域の住民対立、放射線PTSDなど、より深刻さを増しているようにみえます。

 さらに、福島第一、第二、第三のメルトダウンについては作業員が近寄れない為、いまだに実態はわからず手がつけられない状況です。こんな状態で各地の原発を再稼働しようとしている動きには大きな疑問が残ります。

 原子力規制委員会が審査をし、自治体の長に報告。自治体の長が再稼働を認めればOKということですが、それではかつての経済産業省と変わりはありません。変わりがあるとすれば、原子力規制委員会の様子が時々メディアで報道されることぐらいでしょうか? 結局、さきほど述べたような重要かつ根本的なことが解決されないまま原子力規制委員会さえゴーサインが出れば本当に適切な判断と言えるのでしょうか?

 原発以外でも3年経ってもほとんど進まない復興も含めてその動きの遅さに驚かされます。確かに、科学の進歩はめざましいものがありますが、現状を見ても原発という電力供給システムが将来に渡って、果たして人間がコントロールできるものなのか?今回の原発事故の教訓を考えるならば疑問が残ります。

 ドイツの宰相ビスマルクの名言に、「愚者は経験に学び賢者は歴史に学ぶ」があります。私たちは、二度とおろかな経験をするわけにはいきません。この3年間の歴史をしっかりと活かしたいものです。

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