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■2014/08/29(金) 545 代々木ゼミ 20校閉鎖の背景とは?
 大手予備校の代々木ゼミナールは23日、全国27校のうち、大阪、京都、神戸、広島、岡山、横浜など20校を来年3月末で閉鎖すると発表しました。全国模擬試験も来年度から廃止し、来年1月の大学入試センター試験の自己採点結果集計・分析も実施しないとのこと。

 この件について代ゼミは、「昨今の少子化に伴う受験人口の減少と、多い時には20万人いた浪人生が8万人にまで減少し、現役志向が強まっている為、これまでのサービスを維持することが困難となり、全国一律の校舎運営、事業展開を根本的に見直さざるを得ない状況と説明しています。

 確かに少子化が進んでいますが、この状況は2008年頃からわかっており、数年前から少しずつ閉鎖していくのならわかりますが、なぜ今回、一度に20校閉鎖するかに疑問が残ります。同じ理由で浪人生が徐々に減少していることもわかっていたわけですから、やはり今回の発表は唐突な感が否めません。

 このような状況から、他の背景や理由があるのではないか?と考えると、昨今のネットを通じた新学習システムによる教室での生徒の減少があると考えます。又、私は根本的にはやはり昨年発表された「5年をメドにセンター入試廃止」ということが大きな理由なのではと想像しています。

 代ゼミがこれまで得意としてきたのはセンター入試対策ですから、5年をメドに廃止されるセンター入試廃止のニュースは今後の運営にとって打撃であることは容易に想像できます。もし、センター入試対策が必要ないなら予備校の存在価値も大きく下がるわけで、今後の将来性を考えた時に閉鎖という判断をしたのではないかと私は想像しています。

 それでは、今後の新しい入試制度の対策ができれば20校を閉鎖するという必要もなかったのではないか?とも思うわけですが、新制度の大学入試は主に面接や小論文、つまり人物重視が評価基準となる為、これら人間力を養う入試対策に転換できるかどうかが予備校を含め今後の教育に求められているのが現状です。

 いよいよ時代や社会が大きく変化し、人間力や人格を評価するのが大学入試や教育の主目的になり、指導内容も大きく転換させる対応力が学校はもちろん教育界全体に必要となってきました。このように、今回の代ゼミの20校閉鎖は、時代の流れ・変化が大きな背景ではないか?と私は考えているところです。

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