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■2015/06/05(金) 565 現代に必要な「0を1にする力」とは?
 かつて日本の高度経済成長期は、現代と違い大量生産、大量消費が当たり前の時代でした。そもそも、戦後、食料や物不足の時代は、とにかく食べることに精一杯の状況で、日本人は一生懸命復興をめざしがんばったわけです。そして、ある程度の生活ができるようになった頃から、お金や物などに興味を持つようになりました。これが高度経済成長の原動力となり、カラーテレビ、車、クーラーの「3C」の時代へと入りました。多くの日本人が3Cを持つことがひとつの目標となったわけですから、そのモチベーションが大量生産から大量消費へとつながり、大いに日本の経済は発展していきました。

 物不足の日本では、ほぼつくるものが決まっていて、それは生活必需品と呼ばれ、多くの電化製品や移動手段としての車、オートバイ、自転車などが生産されました。その後、高度経済成長のスピードも鈍くなっていき、金利引き下げやプラザ合意による円高などがやがて日本をバブル経済へと導いたのです。そして、バブルは崩壊し、不良債権処理など「失われた20年」を経て今日の日本社会となりました。

 高度経済成長の頃は、ある程度つくる物が決まっていたこともあって、ひとりひとりに発想力や独創性を問われることは少なかったわけです。しかし、現在は物余りの時代で、ひとつの物がたくさん売れるわけでもなく、少量生産、少量消費の時代へと入り、大量生産の時代の売り上げを確保しようとすると、たくさんの種類の商品やサービスの開発が必要となります。

 そして、現代では流行のサイクルが短期間の中において、常にある程度の商品やサービスを提供し続けることが売り上げ確保の為にも大切なこととなります。たまたま大ヒットが出ればいいですが、なかなかそのような商品・サービスは生まれにくいところから、少量の物を継続的に供給していかざるを得ません。従って、現代は新しい商品やサービスを生みながら継続しなければうまくいかない時代ですから、0を1にする力がとりわけ求められます。今までなかった物、つまり0から新しい物やサービスを市場に産み出す「0を1にする力」が必要なわけです。その為には、世の中の状況を把握した上で、今までにない物やサービスをつくろうというように、発想を柔軟にし、日々挑戦意欲を持って分析し、商品やサービスとして具現化していかなければなりません。

 このように、「0を1にする力」には発想力や分析力は不可欠なわけですが、もうひとつ決定的に重要な力があります。それは「論理的思考力」です。発想したものを具現化する為には、まず@を考え、次にAにつなぎ、そしてBで具体化するというように、実現までのプロセス、つまり計画を考える論理的思考力が不可欠です。

 まとめると、「0を1にする力」とは、@世の中の状況をできるだけ正確に把握し、Aその状況をもとに発想し、それらを分析・論理的に考え、開発に必要な項目を導き、Bその計画を立て、実際に行動して実現に導く力だとも言えます。言うまでもなく、これらの力が一朝一夕につくわけではありません。オンリーワンスクールでは、このような重要な力を育てる為に小さい頃から少しずつ学習を続けているのです。

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