TOP


NEW!  オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。
■2015/06/19(金) 566 「18才選挙権と主権者教育」
 昨日6月18日の新聞各1面に、大きく「18才選挙権成立」との記事が見られます。これは、6月17日の参院本会議で選挙権年齢を現在の「20才以上」から「18才以上」に引き下げる改正公職選挙法が全会一致で可決し、成立したものです。このままのスケジュールで考えると、来年夏の参院選で18才、19才の若者約240万人が新たに有権者として一票を投じることとなります。

 法案提出者の一人である自民党憲法改正推進本部長は、「将来の日本を担う若者の意見が反映できる、民主主義の進展に大いに貢献する」と語っています。ということは、来年の選挙投票日に18才以上になる高校3年生も含んだ話ということで、高校生以上に選挙や政治についてどのように考えてもらえば良いか?という大きな問題をはらんでいます。今までの公民や現代社会で教えられている知識重視的なものから、自分事として豊かな社会、発展する社会、より安全な社会を実現しようと考えている政党や政治家は誰か?をしっかりと考えられるようになるか?が、これからの高校生以上に問われるわけです。

 しかし、残念ながらあまりこのような教え方を学校でされてきたわけではないなと私は感じています。そこで、報道にもあるように、今後、高校で「主権者教育」が重要だと言われ始めているわけですが、どのようにこの主権者という考え方を高校生にわかりやすく指導できるでしょうか?まず、どれほど自分が日本国の一員として、この国をよりよくしようと考えているのか?そもそも、よりよい国とは何なのか?そのよりよい国に近づく為に自分は貴重な一票を誰に託そうと考えるのか?これらのプロセスには、国の一員として大切な主権者とは何か?よりよい国・社会とは何か?という哲学や社会学を含んだ問いを立てることになります。よりよい国になる為にはどのような政治をすることが重要なのか?そして、その考え方に近い政党・政治家は誰なのか?など分析力、判断力の能力も欲しいところです。

 このように、主権者教育をする前に、哲学や社会学、さらに分析力や判断力などの基本スキルが必要となるでしょう。これらの根本的な学習を具体的にどのように高校から始めようとするのか?ひょっとしたら中学、いや小学校から少しずつする必要があるかもしれません。大いに期待したいところですが、私の経験上そんなにこれらの指導は簡単ではないと正直考えています。まず、身近な親子や友人同士でこれらについて素直な対話を始めることが第一歩となるのでしょう。

2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

過去の日記
2024年04月(2)
2024年03月(2)
2024年02月(1)
全て表示

日記内を検索


オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。


 
 
   

 (C) PLUS A ALL Rights Reserved. 本サイトは、(有)プラス・エーによって管理・運営されています。
  掲載されている画像・文章等、全ての無断転記・引用を禁止します。
  このサイトに関する、質問・お問い合せはメールでお願いします。

オンリーワンプロジェクト
のご紹介
オンリーワンプロジェクト
の活動から

オンリーワンプロジェクト
講演・取材等の依頼

新時代の教育提案と共育
これから必要な学力とは?
オンリーワンメソッドの誕生
めざす力&自立一貫教育
目標と学習システム
学習コースのご紹介
ジュニアコース
ファミリーコース
ビジネスコース
 
キャリア教育研究所の概要
「人材3力」とは?
オンリーワンの業務実績
スクールネットワーク
オンリーワンスクール
公認教室一覧
各スクールの声
鳥取事業本部・
島根リエゾンのご案内
岡山・四国事業部のご案内
広島事業部のご案内
関東事業部
東京オフィスのご案内
関東事業部
神奈川オフィスのご案内
東海事業部
愛知・岐阜・静岡オフィスのご案内
近畿事業部
大阪オフィスのご案内
近畿事業部
兵庫オフィスのご案内
近畿事業部
京都・奈良オフィスのご案内
近畿事業部
和歌山オフィスのご案内
九州事業部
大分オフィスのご案内
九州事業部
福岡オフィスのご案内
九州事業部 鹿児島オフィス
・沖縄リエゾンのご案内
イベント情報