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	■2016/03/18(金)　��584　人工知能AI・ロボットとこれからの社会 　人工知能（AI）が人間と共同で執筆した短編小説が国内文学賞の一次審査を通過したとのニュースに関心が集まっています。 　先日の韓国での囲碁のトップ棋士への勝利に続き、人工知能AIの飛躍的な能力向上を印象づけました。チェスや将棋よりも複雑な囲碁でAIが勝利したことは、人間にとって大きな衝撃となりました。これに続き今回の小説ですから、いよいよAIというものが私たちの社会に影響を与え始めるなぁという印象を持ちます。 　このような状況の中で、４月から日本政府は、AIの研究開発の司令塔となる委員会を設置するとのこと。何か最近、AIやロボットの話題が増え始めたなぁと感じる人々も多いのではないでしょうか？ 　野村総合研究所は、「10〜20年後には、日本の労働者の約半分はAIやロボットに職を奪われる可能性がある」と発表しています。10年から20年後というと、今の小学生が社会で活躍し始める頃で、このようなAI・ロボットの時代状況を想像しながら、これからの子ども達への新しい教育というものを真剣に考えなければいけない時代となったようです。 　前述の小説をAIが書いたというニュースを考えると、人間が本来持っているアイデアや創造力のような力をAIも持つことができるということになるのでしょう。コンピュータAIが小説を書き、各賞をもらうというような時代もすぐそこまでやってきているのかもしれません。 　今回の小説の完成には、人間が80％、AIが20％ぐらいの割合で進めたということですが、今後、人間とAIが逆転し、ほぼAIだけで小説を書くことができるというようなことも考えられます。そうなると、人間対AIで小説の質を競うということになるのかもしれません。 　今回のAI小説では、小説に必要な単語や単文を人間があらかじめ用意しておき、登場人物の性別なども人間が設定して完成させたとのことですが、そうだとしても、それらを選びながら適切に組み合わせて執筆したとなると、かなりの能力だということが言えます。もし人間がこのような状況設定で小説を書こうとするとどうでしょうか？そんなに簡単でないのは容易に想像できるでしょう。 　碁や小説だけでなく、AIの活用は、日本、世界でも急速に進んでいます。例えば、野村証券は、政府の月例経済報告などの経済状況をAIが分析し、独自に指標化していると言い、人間の分析は、主観が入りがちだが、AIは客観的な分析ができるとのこと。 　又、NECは、複数の防犯カメラの画像から、瞬時にひとつの同じ顔を自動判別する技術を開発し、迷子や犯罪捜査への応用も期待されているようです。又、機械の異常な音を聞き分けて修理時期を判断したり、自動翻訳機なども急速に発達しているようです。 　このように、各企業がこれからの仕事をする上で、AIやロボットをどのように使いこなすかという力、言うなれば「AI格差」が拡大しそうです。次世代の子ども達がこれからのAI・ロボットの時代でしっかりと活躍できるように、より人間らしい力を伸ばせるようにオンリーワンスクールはこれからも努力を続けたいと考えています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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