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	■2016/04/08(金)　��585　大阪市が教員に対し能力主義制度導入！ 　大阪市教育委員会は、このたび新しく年功序列を廃止し、能力を重視した人事・給与制度を導入する方針を固めたとのことです。この新制度では、給与差を明確にし、意欲を引き出すのが狙いだということで、2016年度中に制度の詳細を決めて2017年度の導入をめざすようです。 　2016年3月30日付の読売新聞によると、現在、教諭の基本給は約42万円に対し、校長は約47万円と大差なく、今後の給与水準は未定だが、２級の教諭は勤務10数年で給与は上限とし、実績や経験を積んで３級にならなければ昇給は見込めない仕組みとするとのこと。文部科学省によると、教員の給与体系は、勤続年数で昇給するのが一般的で、今回のように差が生じる制度は異例だと言われており、これらの実現には市議会で条例が可決される必要があるようです。 　最近、本当に気の毒としか言いようがない広島府中での中学生の自殺問題での教師の対応力の低さや、教科書検定をめぐる一連の謝礼不正問題など、教育界に関する事件が多い中、今回のように能力主義を導入するという取り組みは少しでも解決になれば良いなという印象です。 　一部の地域にしろ、本当に真剣に教育に取り組んでいる若い教員が報われる制度になるなら大歓迎です。逆に、年令を重ねた割に真剣さや新しいことに取り組むことに反発したり、若者の新しい意見を聞かないようなマイナス思考年長者の教員がいるとすれば、今回の能力主義導入で淘汰されるかもしれません。本当に前向きに真剣に教育に取り組む人材の教師集団になることで、子ども達の将来も明るいものになるでしょう。 　2020年の大学入試改革に伴って、日本の小・中・高も少しずつ変化し始めています。今までの先生から生徒への一方通行の授業は時代に合わなくなりつつあります。それは、素晴らしい授業ができる先生は日本にいくらでもおり、その素晴らしい授業は動画で子ども達が受けることができる時代だからです。 　又、これまでのように、知識を必要以上にたくさん覚えなくても、タブレットなどで検索し、その内容をひとりひとりが個性的に考える時間も確保できるようになりました。又、その考えた意見をお互いに発表したりプレゼンする「アクティブラーニング」の授業も各地域で見られるようになりました。 　このように、新しい教育に前向きに取り組み、成果を上げられる先生が報われるのであれば、今回の大阪市教員の能力主義化は価値あるものと言えるでしょう。この制度が成功し、他地域にも同様に広がることで、子ども達の新時代に必要なコミュニケーション力や考える学力が伸びることを期待したいものです。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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