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	■2016/08/19(金)　��594　リオオリンピックで学べること 　毎日熱戦が続いているリオオリンピック。重量挙げの三宅選手の銅メダルから、テニス錦織圭選手の銅、卓球女子団体の銅と、今回のオリンピックでは金・銀メダルを取った日本選手の活躍はもちろんですが、銅メダルを苦戦しながら取った選手が印象的なオリンピックとなっているように感じます。今回のオリンピックでの各選手が苦労して取った銅メダルは、決して金・銀メダルにも劣らない素晴らしいものだと改めて思えます。 　ところで、今回のオリンピック中にＳＭＡＰの解散というニュースが流れました。それも、オリンピックのテレビ中継中にニュース速報で流れたことに日本におけるＳＭＡＰの認知度の高さを再認識したところです。ちょうど、リオオリンピック中ということもあり、この速報と私が重ね合わせて考えたことは、グループ・チームとは何か？という点です。 　ひとりひとりが個人で活動する場合、グループで活動する場合の違いは、オリンピックの個人・団体も、音楽活動の個人・団体も共通することがあるだろうと思います。前述の重量挙げは、個人スポーツであり、テニスや卓球の団体はチームで、それぞれの難しさがあるということですが、広く見れば個人のスポーツと言われているものでも、その個人をバックアップしているチームがあるわけですから、個人スポーツもチームという考え方もできるように私は思います。つまり、スポーツ・音楽などの個人・団体に関わらず、広い意味でグループ・団体というものが共通した考え方や方向・目標に向かって歩まなければ成功の可能性が低くなるということです。 　今回のリオオリンピックでも、チーム・団体というものがどのように進めば良いかということをいろいろと教えてくれているように感じます。これらのことは、もちろん、スポーツ・音楽活動に限らず一般社会にも言えることでしょう。ひとりひとりの個人の質を上げながら、そのひとりひとりがチームを組んでひとつの方向・目標に向かっていくということは、大きな視点で見れば、政治の在り方、例えば外交交渉や財政の健全化などの大テーマから、会社の経営や学校の運営、そして家族の在り方や子育てまで身近に当てはまるテーマだと思います。 　例えば、学校の運営で言えば、その学校のめざす目標や人物像、いわゆる「アドミッションポリシー」、「ディプロマポリシー」、「カリキュラムポリシー」などを明確にし、ひとりひとりの先生がその全体のチーム目標に向かって具体的に日々の指導で生徒の質、つまり人間的成長をはかりながら人間力を向上させていく、そして、結果的に学校全体としての質を高めていく、これが公教育の重要な目標だと思います。 　従って、今回のオリンピックのようなスポーツはもちろん、仕事や教育など、私たちのあらゆる生活においてひとりひとりの質を高めながら「チームとは何か？」、「団体とは何か？」をしっかりと考え行動できる人物をつくることが重要であると言えます。 　この、ひとりひとりの質を高めるということ、そして、そのひとりひとりがチームを組んでめざす目標を達成することが大切だということを今回のオリンピックでは改めて教えてくれたのではないでしょうか？		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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