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■2017/04/21(金) 603 日本人最年少、南谷真鈴さんの快挙! |
最近の緊迫したアジア情勢や相次ぐ自民党政治家の不適切発言など残念なニュースが多い中、ひときわ光る若者の快挙の話題には救われます。その話題とは、20才の女性冒険家、南谷真鈴さんです。南谷さんは4月13日、世界7大陸の最高峰と南極点、北極点の9つ全てに到達する「エクスプローラーズ・グランドスラム」を成功させました。この20才での快挙は世界最年少記録とのこと。
南谷さんは、高校3年生だった2015年1月に南米大陸最高峰アコンカグアを皮切りに、2015年7月:アフリカのキリマンジャロ、2015年12月:オーストラリアのコジオスコ、2016年1月:南極大陸のヴィンソン・マシフ、2016年3月:ヨーロッパのエルブルス、2016年5月:エベレスト、そして2016年7月には北米のデナリに登頂し、この2年の間、北極点にも到達。このたび、最後の南極点に立ち偉業を達成したのです。
この快挙に「恵まれた環境だったからできたのでは?」という批判もあったようですが、実は南谷さんはスポンサー交渉からその全てを自力で成し遂げたということです。旅費や滞在費、ガイド料、入山料など、かなりの資金が必要となりますが、南谷さんの父親は、「応援するけど、一切資金援助はしない」と宣言しているそうで、南谷さん自身、高校に通学しながら何社もの企業に数々の企画書をつくりスポンサー交渉をしたということで、大したものだと思います。
特に、そのスケールの大きさには感心しますが、これらを達成できた原動力は何かな?と考えると、いくつかのポイントがあげられるように思います。まず、その行動力です。とにかくスポンサーを探し交渉して資金を獲得しようという意欲が素晴らしいと言えます。次に、能力である企画・提案力、交渉力です。いくら気持ちが強くても、それを裏付ける目に見える具体的な形の提案が必要ですし、その提案をことばを使って伝える交渉力も大切です。おそらく、これらのバランスが非常に高いのだろうと推察できます。その他にも、山に登る為の考え方や技術も相当学んでいるはずです。つまり、熱意、ものの考え方、能力、知識のバランスが高い人間力を持っている人物だと考えられ、私たちも彼女から学べることは数多くありそうです。
17才当時の本人のコメントには、「どんなに壁が高くても、思いを強く持って努力すれば叶えられると思う」とあります。確かに17才ですから、思いは強いということはわかるわけですが、この努力すればという「努力」の具体的な方法が彼女自身に明確にあるということが素晴らしいと感じます。なぜなら、とかく努力するということばは抽象的で根性論になりがちだからです。
「今回の快挙を達成し次の目標は?」と聞かれ、「次は『海』です」と南谷さんは答えています。彼女のバランスの良い人間力できっと素晴らしい海の冒険をすることだろうと期待しています。 |
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