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■2023/03/03(金) 651 黒船「ChatGPT」日本への衝撃 |
2022年11月にアメリカのベンチャー企業「オープンAI」社がスタートしたサービス「ChatGPT」が、2023年3月始め時点で1億5千万人ほどに普及しているとのニュースは、その普及のスピードから世界中や日本のメディアでも大きな注目をあびています。実際、この「ChatGPT」は、自分が考えた質問を打ち込むと、AIが世界中の論文などから数秒でその質問に関連する情報を集めて文章として答えてくれるというものです。
オンリーワンスクールは、これまで自分らしく考える力を育てることをめざしてきましたが、私はためしに「ChatGPT」がAIらしくどのような答えを出すのかをやってみました。私の質問は、「人間の本質的な学力とは何か」という問いをAIに尋ねたのです。すると「ChatGPT」は、この質問を打ち込んだ瞬間からすぐに答え始めました。そのAIの答えは次のとおりです。
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「本質的な人間の学力とは、ある分野において深い理解を持ち、それを継続的に応用・発展させ、新たな知識や技能を獲得し、問題解決や社会的課題の解決に貢献する能力のことを指します。
本質的な学力とは、あくまで分野によって異なり、例えば、自然科学の分野であれば、科学的な知識や理論の習得、実験の実施やデータ解析などが求められます。一方、人文科学の分野では、歴史や文化に関する知識や、論理的思考力や表現力などが必要です。また、社会科学の分野では、社会現象や政策に関する知識や、問題解決力やコミュニケーション能力などが必要とされます。
本質的な学力は、単に知識や情報を収集することではなく、それを活用し、自分自身の成長や社会的課題の解決に貢献することが求められます。そのため、本質的な学力を身につけるためには、単なる情報収集や暗記ではなく、問題解決や批判的思考、創造的なアイデア発想などを含めた多様なスキルや能力の習得が必要です。」
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このように、世界標準の学力についてAIは適切にあっという間に答えてくれました。ということは、これから世界中の人々が日常的に「ChatGPT」を使うことができれば、すごい家庭教師を手に入れたことと同じことになります。うまく「ChatGPT」を活用できれば仕事や日常生活のよりよい成果にもつながります。おそらく、日本の教育や学校・学習塾などに与える影響も計り知れないでしょう。
一方で、「ChatGPT」がなくても自己の価値観を育て、最適解を出し、行動できる人財をめざす学習は重要ですが、そのような学習をしつつ、さらに「ChatGPT」をうまく参考的に活用すれば、さらに成果や自己成長にもつながります。
従って、AIが急速に発達する社会でAIと共生し上手に活用するための学習内容としては、まず自己の価値観をベースに世の中の重要な課題を見つけ、その課題解決のためのよりよい「質問をつくる力」、そしてAIの答えを「読解する力」、さらにそれらを活用して成果が出せる「活用力」の3つの力を高める学習が不可欠になると思います。
これからのAI社会を生きる上で、みなさんも一度「ChatGPT」の活用法について考えてみられてはどうでしょうか? |
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