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■2009/08/24(月) 245 責任力って何の力?
 自民党のマニフェストの1ページ目や、TVのCMで麻生総理がさかんにPRしている責任力ということばについて今ひとつ理解できないのは私だけでしょうか?責任力というのは、責任の力ということになりますが、その責任の力の意味がよくわからないのです。責任を持つというのは主に何か事が起きて、そのマイナスをクリアにすることであり、責任を持った行動をしたという過去形の意味で使うことが多いように思います。まだ起きていないことにいくら責任を持っているといっても実体のないものとなります。つまり、全て何かが終了した後の結果に対して責任を持つ、取るということですから、麻生総理の言う責任力とはこれまで自民党政権が行ってきた行為、結果の過去について責任をとる力ということです。今まで新自由主義の小泉政治があまりにも格差社会を生んだのだからその責任をとってどのようにするのかという内容をマニフェストにのせるということが本来の責任力となるのでしょう。つまり責任とは、今までの反省にたって今後どうするかという行動ですが、今回のマニフェストの1ページ目の責任力にはそのような意味・表現になっているとはあまり思えず、大変抽象的なスローガンに見えます。よくいわれているように、次へのステップの為には、過去の分析による総括というものが重要です。その総括が適確でなければ次のステップの具体策はえがけないばかりか架空のものになりがちです。どちらにしても責任力ということばは意味として成立しない空虚なことばだと感じます。ところで、今回のマニフェストの「国民の生活を守る責任力」ということばの意味をどう考えるかということですが、そもそも政治が国民の生活を守る為にあるのは当たり前のことで、責任があるのは当然のことだということです。従って、「国民の生活を守る責任力」というキャッチフレーズは当たり前のことを言っているにすぎず、もし、このキャッチフレーズを強調しなければいけないとしたら、今までそうでなかったからこれからは特にそうしたいという意志のあらわれだと考えたほうが良さそうです。例えば、年金問題で日本人にこれだけ迷惑をかけていながら未だに解決できないように・・・先日の党首討論でも、連立与党党首が今まで税金の使い方にムダが確かにあったと認めているように、年金にしても税金のムダにしても、今までそれを改革できなかったということ自体に責任を感じて、今後の発言をすることがまさに責任力だと思います。

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