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■2009/09/28(月) 252 学力向上の意味って何?
 学力向上ということでいつも考えるのは、「学力とは何か?」ということです。周知の通り、学力には基礎学力の「よみ、かき、そろばん」がありますが、もちろんそれらは学力の全体ではありません。むしろ、私は2〜3割ぐらいしかないのではと思います。では、後の7〜8割はどんな学力があるのかというと、一言でいえば応用力です。基礎学力を使って実際の社会で役立つように応用できるかどうかが大きな目標です。その応用力の中で最も根本を形成するのが「〜とは何か?」ということと「〜と〜の関係は何か?」という2点です。
 「〜とは何か?」を言い換えれば哲学的思考力といえるかもしれません。ひとつのテーマをしっかりと深く考えていくことがこれにあたります。この哲学については、高校生を対象とした「国際哲学オリンピック」というイベントがあります。世界の高校生が「ことば」「存在」「平和」などのテーマについて小論文を書き、その思考力や論理性、独創性などを競い、年1回行われるものです。実は日本の参加は10年近く前からで国内予選に100人を超える参加があるということです。
 もう一方は、「〜と〜の関係」を考える力です。例えば、自分と政治の関係、自分と経済の関係、政治と経済の関係など、自分なりのテーマを設定してしっかりと考える力です。
 この「〜とは何か?」「〜と〜の関係」についてしっかりと考える力が応用力の基本となります。例えば、アメリカという国について習った基礎学力をもとにして応用を考える場合、アメリカは世界の中で最も軍事力の大きな国だという知識を知った上で、日本との関係を考えてみるということです。もし、日本に何か有事が起きた時、日米安全保障条約がどのような意味をもつかを考えるわけです。世界一の軍事力を持っているからこそ条約に意味があるということがわかります。又、今までの日米関係が続いてきた理由や、きってもきれない理由、さらに、今後の関係がどのようになるかを予想したりすることも応用力といえます。民主党政権になって日米関係がどうなるか話題になっているのも事実です。
 このように、知識を自分なりに考える力に変えることができれば応用力が育っていくのです。このように、基礎学力と違って応用力がもつ意味は広く深いものです。私は、基礎学力から応用力の移行をいつの時期から行うかが大変重要な学力向上のもとになると考えています。

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