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■2009/10/12(月) 256 八ツ場ダムと、うさんくさい「霞が関文学」
 鳩山新政権誕生からほぼ1ヵ月近くがたちました。このあいだにいろいろなニュースがありましたが、特に八ツ場ダムをはじめとする公共工事の事業見直し、凍結などが繰り返し報道されました。
 なぜ工事を進めるのか?進める必要があるのか?ということについていろいろな考えや意見がでていますが、よく聞いてみてわかるのは、今まで何十年もこのダムに振り回されてきたから今さら止めることはできないという点です。つまり、なぜ作る必要があるのか?という本質的な理由から少しずれて、今まで時間をかけてきたから今さら止められないという意地や心情的なものが主な理由になっていることです。さらに、前原国交相がはじめから中止ありきということだから、やはり住民は感情的におもしろくないという面を強く感じます。中止と言わずゼロから話し合いをするのであれば話し合うつもりだったと住民は言っていますが、感情的な部分が強すぎて話し合いの席につかないというのは大人としてはどんなものでしょうか?これが住民無視になるのかはどちらとも言えない気がします。
 ところで、新聞報道によれば八ツ場ダムの工事を続ける理由のひとつに、ダムの工事の進捗率が70%までできているからというものがありました。つまり、ダムが70%までできているから止められないという官僚の言い分ですが、実は、事実はそうではなさそうです。読売新聞10月10日付の2面に、前原国交相が一時凍結を表明した48ダム事業という表があり、その表にダム名、総事業費、進捗率の欄があり、確かに八ツ場ダムの進捗率は70%になっていますが、表の下に進捗率は事業費ベースとあります。つまり、この進捗という意味は、本来の意味である「物事が進み、はかどること」という意味ではなく、予算を70%使ったということなのです。国交省は予算を70%使ったことを、出来具合を70%のように見せかけるこのような曖昧な表現をあえて使い、報道機関に流すということをしているのです。その情報を国民が信じ、70%もできているのなら仕方ないと思わせるという作戦をとったりするわけです。
 国民を情報操作する為にこのような曖昧表現をわざと使ったりする方法を「霞が関文学」と呼んでいます。つまり、官僚やその利益団体に都合の良いように言語を操ったり、文章をつくりかえたりということが数多くこれまで行われてきたということでしょう。
 さらに、報道では八ツ場ダム関連工事だけで140人以上の天下りがいるとのことです。このように、こそくなことをしてまで自分たちの利権を守ろうとする考え方や行動には民主政権のチェックと共に国民も目を光らせる必要があります。なぜなら、全て国民の貴重な税金なのですから。

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