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	■2009/10/19(月)　��258　人生における理念、展望、方法の３条件 　物事を成就する為に必要な３条件があります。それは、理念、展望とそれを具体化する政策・方法論です。これを大リーグのイチロー選手にあてはめて考えると、まず理念は、イチロー選手の野球に対する価値観・ものの考え方といえるでしょうか。目的といってもいいかもしれません。その価値観・目的を高く持つことがイチロー選手の存在意義であり、これからどのような選手をめざすのかという展望の答えにもなるのでしょう。そして、その理念、展望を実現させる為に必要なものが方法論です。理念は一定しているものですが、特にこの方法論は日を追うごとに変えていくものです。どのような方法で実現するか、イチロー選手でいえば打つこと、バッティングの成果をどのように出すか？守りでいえばどのように守備力を高めるか？走ることでいえばどのような走塁をするか？などが考えられます。イチロー選手は野球の例ですが、一般生活でいうとどうなるでしょうか？人間は何の為に生きるのか？何を目ざすのか？というものがあり、どのような将来構想を描き、それを達成する為にはどのような方法で行えば良いか？ということになると思います。これは、自分自身で考えるべきものですが、教育や指導でいうとどうなるでしょうか？一人の人間を育てるということは子育てがわかりやすいと思いますが、まず、どのような価値観の人間を目ざすかが理念であり、その価値観を持った人間がどのような生涯を過ごせるかと想像することが展望であり、その為にはどのような考え方や能力・学力をいつまでに育てるかということが方法論となります。従って、まず保護者がどんなことに価値があると考えるのか？最も価値の高いものが何なのか？などをよく考えるところからはじまるのではないでしょうか？人それぞれに価値観が違うわけですが、責任者の保護者として何に価値があるか？を考え、それを子どもに伝えることがまず大切だと考えます。その中で子どもが違う価値観を形成していくかもしれませんし、よりよいものは吸収していくかもしれません。結果はどうあれ、それは保護者として重要な役割だと考えます。次に展望ですが、世の中は常に変化しますからなかなか思い描いたとおりにいかないものですが、おおよその予想を立てなければもっとわかりにくいものになります。よく考えて最も確率の高い展望を指導・伝えるのも保護者の重要な役割です。なぜなら、５年、１０年後の世の中や私たちの地域をどう予想するか？どのような仮設を立てるか？ということは、今後、何をするか？や、何を伝えるか？という教育の内容を決める上で重要な要素となるからです。ここまでくれば次に方法論を考え、何を目ざしどのような方法で育てるのか？という全体像が決まります。このように、私は教育でもスポーツでも政治でも理念、展望、方法論の３条件をよく整えた上で大人が具体的な考察、そして行動をはじめるべきだと考えています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(2) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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