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	■2010/05/07(金)　��308　「早く大人になりたい」子ども達への指導はどうするか？ 　小学５年生から中学３年生までの男女２００人を対象に「『早く大人になりたい』と思うのはどんな時ですか？」というアンケート調査が行われました。これによると、１位が自由にお金を使いたい時、２位が勉強をしたくない時、３位が１日のスケジュールなどを自分で決めたい時、同じく３位で親からあれこれ指図や口出しをされる時となっています。これらの結果に共通しているのは子ども達が自分で考えて行動したいと強く希望しているということで、言い換えれば自主性を望んでいるとも言えます。従って、こんな時こそ親として子どもの自主性を育てる最大のチャンスです。しかし、こんな自主性を育てる最大のチャンスの時期に子どもに指示・命令をしているとすれば自主性も育たず将来が危ぶまれます。では、自分で考えて行動できるようになるには親は何を指導すべきでしょうか？今回の対象は小学５年生から中学３年生までですから、１位のお金を自由に使うには、その前にお金を稼ぐ力が重要だということを教える必要があるでしょう。お金を稼ぐには何が必要か？それは仕事ですが、では、仕事をするにはどんな力が必要か？社会で生きていくにはどんな力が必要か？などを教えていくことが大切でしょう。仕事には大きくわけて２つの種類があります。１つは、与えられる仕事、決められた仕事です。自分のアイデアではなく、ほぼ与えられ、決められたマニュアル通りにこなす仕事です。もう１つは、自分のアイデアを活かせる仕事です。この仕事は、今までにないものを作ったり、自分らしい個性を発揮し自由に行える反面大きな責任が発生します。会社を起こす起業や、独自の店の経営、画家、映画監督、漫画家など、多種多様な仕事があります。お金を自由に使うには、まずどんな仕事で収入を得るのか？又、どのくらいの収入が見込め、その収入でどのような生活ができるのか？などを子ども達に少しずつ教えていく必要があります。２位は勉強したくない時ということですが、気になるのは子ども達は大人になれば勉強しなくても良いと勘違いしているのではないかと感じることです。確かにテストや入試はなくなりますが、勉強とはそもそもテストや宿題の為にあるのではなく、自分が一生生きていく上で必要なことを学び続ける為のものです。この勉強の本当の意味を親は子どもに教え続けることが大切ではないでしょうか？言えることは、学生時代の勉強よりも社会人になってからの世の中のしくみや人間についての勉強のほうがより重要であり、むしろ社会人になってからの勉強の差が現代の格差の一因となっているということです。さらに、３位の時間やスケジュールを自由に決めたいということについては、時間の大切さや、よりよい計画の立て方などを子どもに指導すべきでしょう。そうすれば一方の３位の親が指図や口出しをすることは少なくなり、より自主的で自立した子どもに育つ可能性が高まります。とにかく、子ども達の自主性を育てるには、まさに小学５年生から中学３年生の時期に親として子どもに何を教えるか？ということにつきると考えています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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