TOP


NEW!  オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。
■2010/05/24(月) 313 GDPと真の豊かさについて
 日本の経済はかつてアメリカに次いで世界第2位を誇った時期がありましたが、この地位を今年中に中国に明け渡すのではないかと言われています。GDP国内総生産は、1968年に当時の西ドイツを抜いて以降約40年間世界第2位を維持してきたわけですが、その順位が今年中にも中国に抜かれ3位になり、さらに2013年にはインドにも抜かれ4位になりそうだとの報道もあります。現在の日本には、有効な経済成長政策がなく人口の少子化によるマーケットの減少、先行きの不安心理などから経済成長率も鈍化しています。又、かつて日米関係は強く結びついていたにも関わらず、ここに来てアメリカの日本離れの印象を持たざるを得ず、その代わりに中国とアメリカの関係はより親密になりつつあります。全体のGDP国内総生産はひとつの豊かさの指標と言われていますが、一方の1人当たりのGDPはどうかというと、やはり日本は順位を下げています。それどころかIMFのまとめだと、2008年は先進7カ国の中で最下位で、さらに世界順位もシンガポールにも抜かれ現在23位とのことです。このようにGDPの伸びが鈍化し、経済規模が小さくなると企業の投資意欲や積極的な事業展開にも影響を及ぼし悪循環が続きます。まさに、日本の経済の相対的な位置の低下は避けられない状況となっていますが、経済成長とひとりひとりの真の豊かさにはどのような関係があるかというと、双方は必ずしも比例しないのではないかというのが私の考えです。いくら経済発展してもきりがありませんし、「もっともっと」と欲望を追求するだけではやがてむなしさにも気づくでしょう。大切なことは、ひとりひとりが今ある経済の状況をありのままに受け入れ感謝して生きることも必要ではないのかと考えています。いつまでもいいことばかりが続くわけもありませんし厳しくなった時にどのように考え生きていくのかが重要だと思います。これだけ経済発展した日本に感謝しながらもほどほどの生活が維持できるというのも豊かさであると考えることが大切になったのだと思います。とは言っても、まだまだ失業率が高いのも事実ですからワークシェアリングなどの活用もすすめていく必要があるのでしょう。これらから、私は日本は「もっともっと」の量の経済発展をめざすだけではなく、よりよい質の充実をバランスよく考える時期に突入したのではないかと考えています。

2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

過去の日記
2024年04月(1)
2024年03月(2)
2024年02月(1)
全て表示

日記内を検索


オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。


 
 
   

 (C) PLUS A ALL Rights Reserved. 本サイトは、(有)プラス・エーによって管理・運営されています。
  掲載されている画像・文章等、全ての無断転記・引用を禁止します。
  このサイトに関する、質問・お問い合せはメールでお願いします。

オンリーワンプロジェクト
のご紹介
オンリーワンプロジェクト
の活動から

オンリーワンプロジェクト
講演・取材等の依頼

新時代の教育提案と共育
これから必要な学力とは?
オンリーワンメソッドの誕生
めざす力&自立一貫教育
目標と学習システム
学習コースのご紹介
ジュニアコース
ファミリーコース
ビジネスコース
 
キャリア教育研究所の概要
「人材3力」とは?
オンリーワンの業務実績
スクールネットワーク
オンリーワンスクール
公認教室一覧
各スクールの声
鳥取事業本部・
島根リエゾンのご案内
岡山・四国事業部のご案内
広島事業部のご案内
関東事業部
東京オフィスのご案内
関東事業部
神奈川オフィスのご案内
東海事業部
愛知・岐阜・静岡オフィスのご案内
近畿事業部
大阪オフィスのご案内
近畿事業部
兵庫オフィスのご案内
近畿事業部
京都・奈良オフィスのご案内
近畿事業部
和歌山オフィスのご案内
九州事業部
大分オフィスのご案内
九州事業部
福岡オフィスのご案内
九州事業部 鹿児島オフィス
・沖縄リエゾンのご案内
イベント情報