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■2011/04/25(月) 394 「こどもサッカー」からの脱却を!
 先日、ある識者が、今の日本の状況を「こどもサッカー」と評していました。いわゆる遊びでするサッカーは往々にしてボールの飛ぶ方向に子ども達が追いかけ集まっていくという傾向があります。もちろん、子どもでもサッカーを本格的に練習している場合は自分の役割を果たす為、このように自分のポジションをむやみに離れることはありません。「子どもサッカー」は、ひとつの方向しか視野に入らずそこに集中する為、全体が見えなくなり徐々に想像力も欠け、行き当たりばったりの結果になることが多いものです。

 サッカー選手として大成しようと思えば、もし〜ならどうなるか?という仮説を立て全体を見回して先を想像し続ける力が不可欠です。しかしながら、遊びのサッカーは一方向にみんなが偏る傾向があり、これをこの識者は「こどもサッカー」と名付けていたのです。何かひとつのことが良いとわかるとみんながそれに飛びつき商品がなくなってしまうという傾向も、この「こどもサッカー」でしょうし、東日本大震災後のテレビ報道で、よく取材されている地域ばかりが大変だと思われがちですが、まったく取材されていない大変な地域があることを忘れるのもこの「こどもサッカー」だと思われます。

 又、オンリーワンスクールにきている小中高校生に、東日本大震災について学校で何か特別授業があったか?と尋ねるとまったくと言っていいほどそのような授業はないとのこと。被災地に送る為の義援金はほとんどの学校がしていたのに対して、義援金の目的・意図はもちろん今後考えるべきことなどの震災に関する特別な授業がないという不自然な状況に私は違和感を感じざるを得ません。これも、義援金を他の学校がするからするという右にならえの例でしょうか?確かに義援金も大切ですが、お金を集めたからそれで終わりというのは何か教育の本来の姿とは違うように思います。これも、ひとつの傾向に集中しがちな「こどもサッカー」の一例なのでしょうか?

 教育で目先のこと、みんながすることばかりを追いかけ自分で中長期的に考え判断する力を養わないのはなぜなのでしょう?私たち大人や保護者も「こどもサッカー」のように、あるひとつの傾向や方向に振り回され自分で冷静に考え行動する力を失っているのではないでしょうか?このような状況ではこれからの子ども達を広い視野で育てることはとても困難でしょう。自分自身の思考や行動が「こどもサッカー」になっていないか常に確認しながら、子どもから脱却し本当の大人へと成長したいものです。

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