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■2015/08/21(金) 570 イチロー選手の大記録を支える哲学
 2015年で15年目を迎えるアメリカ大リーグ、マーリンズのイチロー選手は、今年に入ってから数々の記録をぬりかえています。最近ではめっきりレギュラーとしての出番が少なくなりテレビでも大きく採り上げられなくなりましたが、やはり今年の記録更新を見るとすごいなという感じを持ちます。

 その記録は、まず、4月25日で、日米通算1968得点で元巨人の王貞治氏の持つ日本記録を上回りました。そして、5月22日には、大リーグ通算2875安打で、2873本の記録を持つアメリカのベーブルース選手を抜きました。さらに、イチロー選手は8月16日には、日米通算4193安打を打ち、大リーグ歴代2位のタイ・カップ選手の記録をも抜いたのです。そればかりか、アメリカ歴代1位のピート・ローズ選手の持つ4256安打まであと63本にせまっているという状況です。

 大リーグで現役最年長41才のイチロー選手がなぜここまで記録を伸ばすことができたのでしょうか?それは、いろいろな理由があると思いますが、ひとつには、イチロー選手のものの考え方が優れているからだと私は考えています。一見能力が優れているからでは?と思うわけですが、実は、この能力をつけるにはその人がどんな考え方をしているか?がスタートとなります。

 この、野球にとってどんな能力が重要か?という答えは、「そもそも野球とは何か?」「野球でヒットを打つ為には?」「野球で良い守備をするには?」又、「盗塁を成功させるには?」など、しっかりとものごとを考えることが大切だという考え方がなければ出ないものです。つまり、イチロー選手が優れたバッティングやランニング、スローイングなどができるのは、イチロー選手がこれらの問いについて徹底的に考え抜き、それぞれに必要な練習を重ね、技術(能力)を身につけたからではないかと私は考えています。そして、これらの能力を41才の体力に合わせて調整でき、実践できる点が人並みはずれた高い能力だと考えられます。このように、「ものごとをしっかり考えて、準備・行動することが大切」という考え方がイチロー選手の優れた能力を生み出している大きな理由なのではないでしょうか?

 そう言えば、2015年の開幕時、イチロー選手は次のようなことばを残しています。「これからも応援して頂けるような選手である為にやらなくてはいけないことを続けていくことを約束します。」と。これらから考えられるのは、相当な準備をしてのぞむという覚悟や、それらを継続していくという決意をしているということです。

 振り返れば、1年間の最多安打で大リーグ記録をぬりかえた2004年のインタビューでも次のようなことばを述べていたことを思い出します。「こまかいことを積み重ねるしか頂上にはいけない。それ以外に方法はない」と・・・。心にしみることばです。このように、積み重ねと継続を重視し長期的にものごとを考える哲学で一貫して今日まで野球を続けてきたイチロー選手だからこそ、今回のような大記録につながったのだろうと私は想像しています。これからも、1日も長くイチロー選手の活躍を見たいものです。

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